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・昨年3月に出版した「婚活時代」もドラマのタイトルとして取り上げられたり、すっかり定着した“婚活”。
「婚活して結婚しました」という嬉しい報告もたくさんもらうのですが、その一方、いくら婚活しても
「なかなか結婚できない」と嘆く人も。ひょっとしたら、間違った婚活をしていていないでしょうか?
一年婚活しても、ちゃんとおつきあいする人ができない場合、一年をリセット期間として、一回自分の
結婚の「条件」を見直してみることをおすすめします。
最近、いろいろな取材の結果、今みんなが結婚相手に出会えない、一番大きな原因がわかってきました。
それは「男が養ってくれて当たり前」という女子の意識です。今「養ってくれる男性」は、ほんの一握り。
ひと握りってどれぐらい…というと大体10人男子いたら1人ぐらいだそうです。そのひと握りの男性を
めぐって争奪戦が繰り広げられているのが今の婚活です。
だいたい男性だって「一家を養う」ことにすごくプレッシャーを感じているのが今の時代。「普通の人が
いいんです」という女子は多いのですが、その「普通」とは、「お父さんと同じような生活をさせてくれる人」
という意味じゃないかしら。となると「普通」自体がもう違うからこそ、婚活しても相手が見つからないのでは…?
これからの時代の「普通」は、きっと男性も女性もしっかり働いて、男性も女性もいっしょに子育ても
家事もすること。そんな二人が普通になっていくのだと思います。そのためにの女子力とは、細く長く
働くこと。それをベースに、恋愛も結婚も考えると、ちょっと違う視野が拓けてきませんか?
婚活がうまくいかないと、なにか出口がないような気分になりますが、働くことを決めると、大きな窓が
開きます。そこから気持ちのいい空気が入ってきて深呼吸できるようになる。婚活がうまく行かない人は、
ぜひ、ベースの部分から考えてみてくださいね。
お父さん、お母さんの時代とは違う結婚…それが婚活時代の結婚なのです。【白河桃子】
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