09/10/21 20:21:54 P BE:359287834-2BP(291)
米国防総省が、重量約十五トンの地下貫通型大型爆弾(MOP)の開発を急いでいる。
米軍が持つ通常兵器(非核兵器)の中では最大となり、従来型の約十倍の破壊力を持つとされる。
モレル国防総省報道官は今月七日の記者会見で「数カ月で配備可能」との見通しを強調。米軍は、
二〇〇三年のイラク戦争直前にも新型爆弾の実験を実施しており、米メディアで、
MOP開発とイランの核施設に対する攻撃計画との関連が取りざたされるなど、波紋を広げている。
(ワシントン・嶋田昭浩)
◆予算を優遇
米ABCテレビは六日、国防総省が、MOP開発を急ぐため他の事業から予算を振り向けるよう議会に
了承を要請し、承認されたと報道した。地下約六十メートルの施設への攻撃を想定して設計された
MOPについて、北朝鮮を担当する米太平洋軍と、イランを受け持つ中央軍が、緊急配備の必要性を
主張しているという。同テレビは特に、イランの核施設に対する攻撃に適した兵器だと指摘した。
イランの脅威を強調するイスラエルの英字紙エルサレム・ポストは七日、電子版でABC報道を引用し
「米国はイラン攻撃の準備を加速している可能性がある」と報じた。
報道を追認する形でモレル報道官は同日、MOPの配備見通しを示し、「敵国の大量破壊兵器貯蔵施設
などの破壊を想定している」と述べた。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
2に続く
依頼