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★赤松農相、岡田外相の“家業”批判…イオンの産直事業「うまくいってない」
「強いものがバンと現金持って何でも現地で買えばいいというのは消費者にとって
いいことなのか」。赤松広隆農相は17日早朝、視察のために訪れた名古屋市中央
卸売市場北部市場(愛知県豊山町)などで、農産物の流通について大手スーパーの
イオンなどを例にして産地直送販売に批判的な考えを示した。
赤松農相は、スーパーによる産直が進んで、中央卸売市場の地位が低下することに
懸念を示したが、イオンは岡田克也外相の父が名誉会長で、兄が社長。同じ閣内に
いるだけに、発言が話題となりそうだ。
農相はイオンの産直事業について「うまくいっていない。広がりも出ていない」と指摘。
「産直もあってもいいけど中央卸売市場法で位置付けられた市場の役割について、もう
一度しっかり考えるいい機会」と付け加えた。
同行した河村たかし名古屋市長も「(市場を通さなければ)安いすしは食えるけど、
それでは漁師もトラック運転手も大変。商売人あってこその世の中だ」と過度な価格競争
を懸念した。
◆イオンと岡田外相 1758年、初代の岡田惣左衛門が太物・小間物商の「篠原屋」を
四日市で創業。1926年、6代目・惣右衛門が株式会社に改組して「岡田屋呉服店」を設立。
46年、克也氏の父で現名誉会長相談役の卓也氏が社長となった。
「大黒柱に車をつけよ」「下げに儲けよ、上げで儲けるな」の家訓で成長し70年、4社合併で
「ジャスコ」が誕生。2001年、イオン(株)に社名変更。今年2月現在、182のグループ
企業となっている。
克也氏は卓也氏の次男。兄の元也氏がイオンの社長を務めている。8月の衆院選では、他候補の
応援で多忙だった克也氏に代わり、一家で選挙戦を支えた。
2009年10月18日08時07分 / 提供:スポーツ報知
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