09/10/19 08:37:10 UoxLCoQ1P
>>559
548は俺じゃないぞ。で、562の続きな。
なにがとんでもない間違いかというと、この右翼左翼に対する一般認識と
いうのが、現実には米国と自衛隊に対する視点以外の点で全く逆だということだ。
つまり、歴史的に見て左翼こそが「閉鎖的で因習的な国粋主義者」であり、
右翼は「開放的で革新的な国際主義者」だということ。この問題は、江戸末期からの
日本政治思想史の流れを見れば分かりやすい。
攘夷派=神国日本万歳、洋夷撃滅
開国派=対外通商条約締結、富国強兵
ここで攘夷派の言い分は「神聖な日本国に洋夷を入れるな」であり、
開国派の言い分は「武力で勝てないから通商して力をつけよう」であった。
つまり攘夷派は感情的、開国派は理性的だったと言える。これがまず第一の
分水嶺。
これ以降も度々問題になるのは、
「日本の存続と発展のため、外国からの横車にどれだけ耐え忍ぶべきか」
という一点に集約されることになる。