09/10/18 14:44:54 JT7BrTql0
>>426
自分は景気は政府の財政出動よりも、国民の平均的心理状況の影響が強いと考える派なわけよ。
少子高齢化が人口減少など目に見える形で表面化した以上、
消費者の消費行動に与える影響(主に社会保障の不信感という点で)は、
政府の小手先の財政出動を帳消しにして余りあるように感じる。
実際問題、人口が減るのに不動産価格の平均値が過去のように上がる事は有り得ないし、
消費財の消費量も徐々に減衰する。
一人当たりの消費量を増やしたくても、社会保障の増大に吸い取られて可処分所得は増えない。
だからこそ、それがデフレ圧力になる。
結局、少子高齢化をここまで放置したのが、日本を現状に追い込んだと言えると思う。
日本には天然資源も無ければ、経済的軍事的植民地も無い。
資源はマンパワーしかないのに、それが減るんだからどうしようもない。