09/10/18 18:24:51 0HsYehas0
今は完全なデフレスパイラル。
原因はグローバル化が始まった時に業態改革を軽視した自民党と経団連の失策。
その結果、後進国の労働賃金と競争するために本格化した雇用不安が発生。
既に10年もかけて資本主義史上初の長期デフレスパイラルを拡大し続けている。
市場を誘導するのではなく、市場になびくだけの察知型マーケティングが台頭し、
流通業界は価格崩壊と市場崩壊を繰り返すことで国内メーカーに影響を与えるため、
さらに雇用不安や先行き不安を増殖させるというこのスパイラルを止められるのは
もはや政策的なインフレーションしかない。
日本がこの15年で学んだことは「適正価格・適正品質」の社会的な重要性だ。
そこからは確固たる環境意識と共存価値観が生まれてくる。
いつまでも後進国的な経済論理を唱えるだけでは奈落の底に堕ちるだけだと分かってはいても
多くの人は環境経済的思考に慣れていないため、「自分さえ良ければ」という勝ち負け意識で
ビジネスを進めてしまう。
なぜならば、この傾向を打ち破るのは経済界の仕事ではなく、本質的に政治の仕事だからだ。