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★「威一郎氏の代から」虚偽献金 鳩山首相元秘書
・鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」による政治資金収支報告書の
虚偽記載問題で、東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けた鳩山氏の元公設
第1秘書が「先代のころから同じような形態でやっていた。長年の慣習だった」と
周囲に話していたことが17日、関係者への取材で分かった。
鳩山氏側が父、故威一郎元外相側の手法を取り入れ、長期にわたって虚偽記載を
繰り返していた疑いが浮上した。
関係者によると、元秘書は、6月に虚偽記載が明らかになった後、知人に対し、
「長年の慣習だった。政治家の個人資産を他からの献金に偽装するやり方は、
鳩山氏の父親の代からやってきたことだから」と明かしたという。
さらに「(鳩山氏の選挙区の)北海道の女性事務員に割り振ってやらせていたから
私も政策秘書(同団体の会計責任者)も詳細までは分からない。死んでいる人が
入っているとは知らなかった」としたうえで、「鳩山氏も大事な時期だから、私が
責任を取らなければならない」と話したという。
政界関係者の話では、威一郎氏は昭和49年から参院議員を務め、平成4年に
引退した。元秘書は威一郎氏の代から鳩山事務所に勤務。昭和61年に鳩山氏が
初当選を果たすと秘書となり、20年以上にわたり務めてきたとされる。平成10年の
民主党結党時には党の経理も担当したという。友愛政経懇話会では会計事務を
担当していたが、虚偽記載を「独断で行った」として今年6月に解雇されていた。
鳩山氏側は6月、収支報告書に記載した5万円を超える個人献金のうち、故人や
実際に献金していない人の名義の記載が、17~20年の4年間で計約90人(193件)、
総額2177万8千円に上ると公表した。
その際、鳩山氏側は献金の原資について、元秘書に預けていた自己資金と説明。
虚偽記載を始めた時期については「元秘書は『17年ごろからか、あるいはもう少し前かも
しれない』と言っている」と説明していたが、実際には、鳩山氏の初当選直後から、
個人資産を献金と偽る手法を繰り返していた疑いが浮上した。
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