09/10/17 19:15:04 H/m4jzsG0
法人実効税率、日本がOECDで最高・6年連続
大手会計事務所のKPMGインターナショナル(スイス)が調査した「2007年各国法人税率」によると
、経済協力開発機構(OECD)加盟の30カ国の実効税率は、6年連続で日本が最も高いことが分かった。
日本の国と地方を合わせた法人課税の実効税率は40.7%。OECD加盟国の平均は27.8%とこの6年で
約5ポイント下がっており、日本との格差が広がっている。
調査は今年1月時点。日本に次ぎ実効税率が高いのは米国(40.0%)で、ドイツ(38.4%)、イタリア(37.3%)
が続く。最も税率が低いのはアイルランドで12.5%だった。欧州では企業誘致をにらんだ税率の引き下げ
競争が起きており、ドイツも08年に実効税率を29%台に下げる予定だ。
日本の国税である法人税の表面税率は30%だが、地方税である法人事業税や法人住民税を加えた
実質的な税負担率(実効税率)は約40%。