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「お姉さんみたいな感じ。『千葉法相』なんて言ったらトチ狂っちゃう」
先月30日午後の法務大臣室。千葉景子法相と会談した社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は、
親しみを込めて呼びかけた。
千葉、福島両氏は女性弁護士の先輩、後輩として旧知の間柄だ。選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正など、
左派・リベラル色の強い政策で歩調も合う。
「死刑の問題は法相の職責を踏まえながら、慎重に考えていきたい」
千葉氏は、死刑制度には反対の立場ながら、法相就任以降の記者会見では死刑への見解を問われても慎重な言い回しに終始している。
同じく死刑反対派の杉浦正健元法相が就任直後、執行命令書に「サインしない」と言い切って物議を醸したのとは対照的だ。
大臣経験者が少なく行政手腕が不安視されがちな鳩山内閣にあって、老獪(ろうかい)な印象もある。
法務省関係者は「自民党議員より自民党らしい安定感がある」と評価する。
市民派弁護士として厚木基地爆音訴訟などを担当し、政治家人生は旧社会党参院議員としてスタートした。
永住外国人への地方選挙権付与法案を推進する議員連盟の呼びかけ人で、
北朝鮮との幅広い交流の促進を目指す議連「朝鮮半島問題研究会」の発起人。
国旗を「日の丸」、国歌を「君が代」と定める国旗国歌法には反対票を投じた。(>>2-以降へ続く)
記事引用元:産経新聞(2009.10.16 21:27)
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