09/10/16 18:05:09 P BE:718574764-2BP(291)
発光ダイオード(LED)を使った「LED信号機」が、和歌山県内の幹線道路で増えている。
2009年度内に交差点整備率は33・3%に達する見込み。視認性が高まることで事故防止、
電力消費を抑えて寿命も長いため省エネ効果が期待できるという。
県警交通規制課によると、2009年3月末現在の信号設置交差点1655カ所のうち、
LED信号機設置は360カ所。02年度から県内各地で切り替えが進んでいる。
設置基数による整備率は31・6%で、全国平均23・1%を大きく上回っている。
県議会は9月定例会で整備のための補正予算案を可決した。10年3月末には信号設置交差点
1673カ所のうち、LED設置は557カ所となる予定。
LED信号機は太陽光が乱反射し、電球が光って見える疑似点灯現象が防げ、運転者や通行人の
視認性が高まる。交通事故の大半は交差点で発生しており、県警は「信号無視が減れば、
当然、出合い頭などの事故も減る」という。
従来の信号機に比べ、価格は1・5~2倍するが、消費電力は約4分の1。今回のLED化で
年間200万円の削減を試算している。寿命は約10倍。1年間で交換する通常電球に比べ、
維持管理費を大幅に減らせる。
県警交通規制課は「新しく設置する信号機はすべてLEDにする。早期に全交差点に設置して、
事故防止を図りたい」と話している。
URLリンク(www.agara.co.jp)
依頼