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第34期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局は15日、静岡県熱海市のあたみ石亭で
2日目が打ち継がれ、挑戦者の井山裕太八段(20)が張栩(ちょう・う)名人(29)に勝ち、
通算4勝1敗として名人位を奪取した。
20歳での名人位獲得は、65年の第4期旧名人戦(読売新聞社主催)で林海峰(りん・かいほう)八段
(現名誉天元)が記録した23歳を、44年ぶりに更新する史上最年少記録。囲碁界の七大タイトルの
なかでも最年少獲得記録となる。井山八段は同時に九段昇段も決めた。これも03年の張本因坊(当時)
の23歳を抜き、最年少記録となった。
[朝日新聞]2009年10月15日17時0分
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