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神奈川県シール印刷協同組合(横浜市、三浦順治理事長)は
東海大学の隈本純研究室と共同で、痴漢被害にあった時に犯人の手に
インクをつけられる「痴漢撃退シール」を開発した。
鉄道事業者や小売業者などに売り込む。
痴漢撃退シールは本体の両側に台紙が張ってある。
まず一方の台紙をはがして携帯電話などに張っておく。
もう一方をはがすと赤いインクで書かれた「×」のマークが出現。
痴漢被害に遭った時、インク部分を犯人の手などに付ければ、
電車を降りた後も識別ができる。
インクはこすっても消えにくいのが特徴。乾きにくいため、台紙を張って
半年以上たっても、手などに「×」のマークが付くという。
県内のシール業者は中小零細企業が多く受注生産が中心。
単独では商品開発が難しいため、組合がマーケティングを専門とする
隈本研究室と組み、学生による市場調査などを参考に企画した。
ソース:日経ネット
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