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生徒へのアンケートでも「２度流しすることが減った」「節水につながっているという気持ちになる」などの好影響があり、
導入効果を踏まえて、新たに学校独自に追加整備した高校もあるという。
長谷育英奨学会は、旧佐治村（現鳥取市）出身の故・長谷敏司氏（八芳園創業者）の意思を継いで遺族が設立。
毎年、修学が困難な県出身の大学生ら20人に月額５万円の奨学金を無利子で貸与し、
これまでに３３５人が支援を受けた。来年度からは奨学金の増額も検討されている。
長男で理事長の長谷収氏（同社長）は「15周年記念事業で、このような大きな成果が出たことを喜んでいる。
微力ながら今後も郷土の青少年育成のために、奨学会を一層充実させたい」と話している。（おわり）