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長谷育英奨学会(本部・鳥取市)が県内の高校に寄贈した女子トイレ用擬音装置が、節水効果を挙げている。
生徒からも「水を流す回数が減った」と好評。県教委の調査では最も効果の大きかった高校では年間の
水道料金が前年度比25%減、金額では約39万7千円の削減につながり、「高校生の環境意識も高まってきた」という。
擬音装置は流水音を出し、トイレでのプライベート音を紛らわす。日本では多感な時期の
若者らが公共トイレで何度も水を流す習慣があり、環境保護の観点からも問題となっていた。
長谷育英奨学会は昨年7月、創立15周年記念事業の一環として希望のあった県内の
高校23校(県立19校、私立4校)に計520台分の擬音装置を寄贈。各校の女子トイレを中心に設置された。
県教委は今年8月、擬音装置の導入効果を調べるため、県立19校で1年間の水道料金等を調査。
施設の改修工事などで水使用量が増えた5校を除き14校で節水効果が認められ、
1校当たりの水道料金は平均で前年度比15%減、金額で24万2千円の減となった。
合計額では前年度の水道料金を約340万円も下回っており、県教委の田嶋健一教育環境課長は
「日常的に無理なく環境配慮に取り組むことができ、かなりの節水効果がある」と喜ぶ。
画像:岩美高校の女子用トイレに設置された擬音装置(写真上部)=県教委提供
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トイレ擬音装置「効果アリ」 水道料金15%減
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