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吉野川水系水利用連絡協議会（会長・足立敏之四国地方整備局長）は１３日午前９時から、香川、
徳島両用水の取水制限を再開した。すでに水需要の少ない季節に入っているため、
「冬場の１次制限」として、香川用水を２０・０％、徳島用水を１９・８％カットする。
台風１８号の接近に伴う降雨により、同協議会は８日正午から取水制限を一時解除していた。
取水制限の再開は、早明浦ダム下流の池田ダムへの流入量が減り、
両用水への供給量を確保できなくなったため。
早明浦ダムの貯水率は１３日午後８時現在４８・７％（平年値８８・４％）。四国地整局の試算では、
このまま雨が降らなかった場合、「冬場の２次制限」の目安の貯水率３０％程度になるのは１１月１１日以降、
貯水率ゼロになるのは１２月１０日以降と想定している。
高松地方気象台の１カ月予報によると、１１月９日までの四国地方は数日周期で天気が変わり、
降水量は平年並みか平年より少ない見込みという。
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