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◆「玄関口に・・・」賛否両論 自治会・商店街 地元が対策協◆
近鉄四日市駅前のボウリング場跡地に、パチンコ店の入る10階建てビルが建設される計画が進み、
地元自治会や商店街から「玄関口のイメージダウンになる」と反発の声が上がっている。
しかし、出店に違法性はなく、四日市市は「地元と業者の話し合いを見守るしかない」としている。(小若理恵)
旧三交ビッグボウル跡地(敷地面積約3千平方メートル)は、若者向けの洋服店などが連なる
近鉄百貨店北側の「ふれあいモール」から商店街のアーケードを結ぶ動線にある。
四日市市建築指導課によると、愛知、三重などにパチンコ店を展開するキング観光(本社・桑名市)が、
1階がパチンコ店、2~10階が駐車場のビル(高さ約42メートル)を建てる予定。店舗はガラス張りで、
利用客は無料で駐車できる473台分のスペースがあるという。
計画が明らかになった翌月の7月、自治会や商店街振興組合など12団体のほとんどの代表者らが
役員になって「近鉄四日市駅前まちづくり対策協議会」を発足させた。
協議会長で、地元自治会連合の会長も務める辻俊文さん(74)は「ボウリング場跡地がどうなるか
心配だったが、駅前にパチンコ店とは。商店街につながる市民憩いの空間が台無しになる」と話す。
ただ、地元の一部には「駅前がにぎやかになる。いい客寄せになる」と歓迎の声もある上、周辺は
都市計画法で商業地域に指定され、パチンコ店建設に違法性はない。
市の景観条例でも、建物を落ち着いた色合いにすることを求めるのが限界だ。協議会側は「せめて木を
植えるなどして周囲との調和を守ってほしい」「付近の渋滞が予想され、駐車台数を減らしてほしい」と訴える。
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