09/10/14 08:13:03 0
・亡くなった軍事評論家の江畑謙介氏について、民主党議員がブログで「自民寄りだった」と
発言したところ、ブログが大炎上した。
江畑謙介氏と言えば、1991年の湾岸戦争でお茶の間デビューを果たした。
その豊富な知識は、上智大生時代からの雑誌投稿やイギリスの軍事専門誌「ジェーン」の日本
特派員などを通じて培ってきたものだ。政府の委員も務めていた。
こうした経緯から、政治色は薄く中立的との見方もある。同じ専門分野で江畑氏をよく知っている
という民主党の首藤信彦衆院議員は、ブログで10月12日、当初はそうだったと書いた。
ところが、10年ほど前から江畑氏が自民党寄りになり、政府見解の応援みたいなことをしたり、
同党のPRイベントに出たりするようになったというのだ。
さらに、江畑さんについて、軍事専門誌に頼った活動を行い、現場に足を運ばずに兵器の切り口で
論じる日本だけの特異な評論家ともした。総じて辛口の発言だが、日本では高いレベルの情報提供
だったとして、その死を悼んでいる。
これに対し、ブログには批判的なコメントが1100件以上も殺到し炎上状態になった。そこでは、
江畑氏はむしろ中立だった、亡くなった人に対して失礼、といった書き込みが多い。
これに対し、首藤議員本人が、取材に応じ、ブログのエントリーを撤回することも、お詫びを
することもないことを明らかにした。
その理由について、こう説明する。
「この分野に関係ない人が、内容を曲解して書いているんだと思います。現実を知らない人の
話ですよ。イラク戦争のときも1日5000件来ましたが、同じような人が同じようなキーワードで
書いているのでしょう」
もっとも、首藤信彦議員は、江畑謙介氏が置かれた状況にも理解を示す。
「どこの国でも、軍事専門家は、軍人や戦場の経験者、軍事産業の従事者、政府顧問がなって
います。しかし、日本では、こうした人たちは話すことが少ない。だから、評論家はバーチャルに
なってしまうということです。卑しめているのではなく、この世界の難しさを同情してブログを書きました」
(>>2-10につづく)
URLリンク(www.j-cast.com)
※前:スレリンク(newsplus板)