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(>>1の続き)
その理由について、こう説明する。
「この分野に関係ない人が、内容を曲解して書いているんだと思います。現実を知
らない人の話ですよ。イラク戦争のときも1日5000件来ましたが、同じような人が同じ
ようなキーワードで書いているのでしょう」
もっとも、首藤信彦議員は、江畑謙介氏が置かれた状況にも理解を示す。
「どこの国でも、軍事専門家は、軍人や戦場の経験者、軍事産業の従事者、政府顧
問がなっています。しかし、日本では、こうした人たちは話すことが少ない。だから、
評論家はバーチャルになってしまうということです。卑しめているのではなく、この
世界の難しさを同情してブログを書きました」
実際の江畑氏は、どうだったのか。妻の裕美子さんは、取材に対し、自民寄りとの
指摘について次のように語る。
「主人に思想はあったと思いますが、まったくどちら寄りということはないです
ね。政府の委員を引き受けますので、中立でないといけません。委員会では自民党の政
治家の方とも親しくしていましたが、主人は政治家があまり好きでなく付き合いを避け
ていた方なんです。ブレーンになるなど政治に首を突っ込んだこともありません。仕事
でも、中立的な解説を心がけていました」
また、現場を知らないとの指摘については、こう反論する。
「若いころは海外に取材に出かけていましたが、ここ数年は体調が思わしくなく、
出られませんでした。しかし、そうしない方が、外から客観的に見ることができます
し、情報も入りやすくなります。主人は、ジャーナリストと申しておらず、評論家とし
て客観的に分析するのが仕事でした。理工学部出身なので、飛行機の性能などメカニッ
クな形の評論を得意としていたわけです」
(続く)