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共産党は13日午前、第9回中央委員会総会を都内の党本部で開いた。志位和夫委員長は鳩山政権への
対応について「積極的に政策提言し、良いことには協力するが、問題点は正したい」と述べ、「建設的野党」路線を
強調した。
総会では、8月の衆院選の総括と来夏の参院選に向けた運動方針が主要議題。衆院選のため延期していた
党大会の日程も決める方針で14日までの2日間の日程。
志位氏は鳩山政権の、八ツ場ダム(群馬県)建設中止方針に関し「マニフェスト(政権公約)を丸ごと国民との契約書と
断言するのは大きな問題。民主主義軽視と表裏一体の危うさがある」として、地元住民の意向を踏まえた手続きの
重要性を訴えた。
一方で、2020年までに温室効果ガスを1990年比25%削減するとの鳩山由紀夫首相が打ち出した中期目標について
「大いに歓迎する。大企業に実効ある政策を打ち出せるかが課題だ」と指摘した。
先の衆院選で、共産党は小選挙区候補者を従来のほぼ半分に絞り、比例代表に重点を置いた。その結果、比例では
解散前の9議席を維持したが、小選挙区では民主党に票が流れたとの指摘もあり、この路線を次回も継続するかが
焦点となる。
参院選では改選4議席を守り、上積みを目指す方針を確認。
西日本新聞
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