09/10/12 11:33:40 0
ただただ笑いを振りまく奇祭「笑祭り」が11日、日高川町江川の丹生神社であった。
赤、青、黄色の派手な衣装の「鈴振り」が「笑え、笑え」とはやし立て、県内外から来た
見物客らから大きな笑い声がわいた。
祭りでは、主役「鈴振り」が真っ白に塗った顔に赤で「笑」の文字を書いた珍妙な姿で
鈴を振りながら「笑え、笑え、世は楽じゃ、永楽(えい・らく)じゃ」と声を張り上げながら、
みこしとともに練り歩いた。
言い伝えでは、むかし昔、八百万神(や・お・よろずの・かみ)が出雲大社(島根県)に
あつまる神無月(旧暦の10月)に、丹生神社の氏神の丹生都姫命(にゅ・う・つ・ひめの・みこと)が
朝寝坊した。この失敗にふさぎ込み、社に閉じこもってしまった姫を励まそうと、村人たちが
「笑え、笑え」と慰めたのが発祥という。県の無形文化財に指定されている。
URLリンク(mytown.asahi.com)
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