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滑川高レスリング部の小西宙監督と選手らが11月7日から、ダウン症などの障害がある子どもと
その家族にレスリング指導を始める。アトランタ五輪男子フリー74キロ級銅メダリストで早大コーチの
太田拓弥さんが取り組んでいる事業に協力し、富山県内に教室を開設する試みであり、
レスリングを通じて障害がある子どもの発育や、親、兄弟とのふれあい促進を支援する。
太田コーチは4年前、スポーツのNPO法人「ワセダクラブ」内にダウン症、自閉症の児童、
生徒を対象とした「ワクワクレスリング教室」を創設した。活動に共鳴する神奈川県、
京都府などの指導者が地元に教室を開いており、滑川高は全国で4番目の開設となる。
小西監督が太田さんと日体大時代、同僚だった縁で県内での開講に名乗りを挙げた。
活動は独立行政法人「福祉医療機構スポーツ障害者基金」から助成を受け、
スペシャルオリンピックス(知的障害者の五輪)での実施も目指している。
11月に滑川高レスリング場で太田さんを迎えて開講する教室は5歳以上、中学生以下の子どもと、
その家族を対象とする。小西監督と部員、一般の生徒がボランティアとして子どもらに付き添い、
特別ルールにより、頸椎(けいつい)や頭部に衝撃を受けないよう動きを制限しながら指導する。
太田さんは「子どもらが自分で考え、行動し、気持ちをコントロールできる一助として
レスリングは効果的」と意欲を見せる。
小西監督は「子ども、保護者、指導者、ボランティアが楽しめる教室を目指したい。参加者、
ボランティアを募る」としている。
URLリンク(www.toyama.hokkoku.co.jp)
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