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西松建設の裏金持ち込みやダミー献金など一連の事件で東京地検特捜部に逮捕された西松関係者3人が、
亀井静香金融・郵政担当相側に個人献金していたことが11日、産経新聞の調べで分かった。一連の事件で
引責辞任した西松の前社長が、仙谷由人行政刷新担当相側に個人献金していたことも判明。ダミー団体や
下請け企業、子会社などを使って違法・脱法献金を繰り返していたとされる西松と、鳩山内閣の主要閣僚との
政治献金を通じた新たな接点が浮上した形だ。(調査報道班)
亀井氏の資金管理団体「亀井静香後援会」に個人献金していたのは、西松の元副社長と元総務部長、
西松の子会社「松栄不動産」元社長。元副社長は、海外でつくった裏金7千万円を無許可で国内に
持ち込むよう部下に指示したとして、外為法違反罪に問われ、有罪が確定。松栄不動産の元社長は
共犯の容疑で逮捕されたが、関与が従属的だったとして不起訴となった。
元総務部長は、政治団体「新政治問題研究会」など2つのダミー団体を通じた違法献金事件で
民主党の小沢一郎幹事長の公設秘書とともに逮捕されたが、やはり従属的だったとして不起訴となった。
10月12日1時38分配信 産経新聞
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