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鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長が、“福島社民党斬り”を着々と進めている。
首相が社民党が反対している米軍普天間飛行場の移設容に舵を切った一方、小沢氏は社民党など
求めた与党政策協議機関の設置をあっさり却下したのだ。背景には「高支持の鳩山政権から社民党は
離脱できない」(民主中堅)との思いもあれば、「近いうちに社民党抜きでも政権運営が可能な環境が
整うという自信の表れでは」(若手)との見方もある。
社民党のイライラは頂点に達している。
福島瑞穂党首は8日、都内で開かれた連合の会合で、鳩山首相が「小異を捨て大同についた形で
連立政権が発足した」と説明したのに対し、わざわざ首相の言葉尻を捕らえて「小異も中異も大異も
大事にしながら頑張っていきたい」と訴えた。
確執の発端は、鳩山首相が7日、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)移設計画を
容認する考えを示唆したことに始まる。
重野安正幹事長は8日の記者会見で、「わが党が粘って連立政権合意に1項目を加えた。
ないがしろにしないと思っている」と牽制。沖縄県選出の照屋寛徳衆院議員は、北沢俊美防衛相との会談後、
移設計画が強行されれば連立離脱も辞さないとの考えを記者団に表明したのだ。
鳩山首相は8日、「(現行計画での移設容認とは)一言も申し上げていない」と微修正したが、
民主党中堅は「とりあえず、社民党の怒りを抑えようとしただけだろう。11月にはオバマ米大統領の来日を
控えており、現実路線に舵を切らざるを得ない。社民党よりも米国の方が怖いからね」と解説する。
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