09/10/10 07:09:23 RuDDUqKy0
「ともあれ、カルタゴ滅ぼすべし!」
古代ローマの政治家カトーはいかなる演説の後にもこのフレーズを付け加えた。
これによって市中では徐々にカルタゴ攻撃の世論が高まり、
後日、実際にローマはカルタゴを滅ぼすこととなった。
最初は、人々に受け入れられない政策でも、
繰り返し、繰り返し、訴え続けることで、実現してしまう。
紀元前から使い古されてきた政治手法である。
この手法は現代の日本でも有効なようである。
「郵政民営化!」が叫ばれた前回の選挙でも、
「政権交代!」が叫ばれた今回の選挙でも、
同じことを繰り返し繰り返し聞かされるうちに、
そのことに対する心理的抵抗感が徐々に薄れ、自然とその気になってしまうのである。
政治家の空虚な叫びに、日本人はまんまと騙されてしまった。
外国人参政権も繰り返し繰り返し議論されることで、
気づかない内に抵抗感が薄れ、少しずつではあるが、賛成派が増えていくだろう。
これが本当に恐ろしい。