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新型インフルエンザの大流行に備え、文部科学省は8日、来年の大学入試センター試験
(1月16、17日)の追試験を当初予定から1週間延ばして1月30、31日にするとともに、
会場を従来の2カ所から全都道府県に広げる方針を決めた。
病気で本試験を欠席した受験生は例年、追試験が認められており、来年のセンター試験の
追試験について、文科省は当初、本試験の1週間後の23、24日に予定していた。しかし、
新型インフルエンザの感染がかなりの規模に拡大することが考えられることから、実施要領を
再検討。発症して本試験が受けられない場合でも、追試験まで2週間程度の期間を置けば、
体調を戻して受験することができると判断した。
文科省は追試験会場についても、これまで東京と関西の各1カ所に限定していたのを、
各都道府県で最低1カ所は設けるようにする。これまでの追試験で最も多かった受験者数は
約900人。今年1月は209人だったが、文科省は来年については数万人規模に拡大しても
支障がないよう、今後会場の手配を進めるという。これにより、受験生は本試験同様、自宅に
近い場所で追試験を受けられるようになる。
来年のセンター試験は、国公私立の652大学と164短大が利用する。文科省は各大学に
対し、一般入試についても「追試験など受験機会の確保」を要請する方針だ。
文科省は8月末、専門家を集めた会議をつくり、インフルエンザが大流行した場合の大学
入試への対応を検討してきた。
asahi.com 2009年10月8日15時1分
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