09/10/08 20:25:36 P BE:179644223-2BP(291)
財務省が8日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービスの取引や投資損益を
示す経常収支は、前年同月比10.4%増の1兆1712億円の黒字と、2カ月ぶりに前年水準を上回った。
輸出は依然大きな落ち込みが続いているが、原油価格の下落の影響で輸入の落ち込み幅が上回り、
貿易収支が黒字に転換したことなどが主な要因。
貿易収支の黒字額は3037億円(前年同月は1412億円の赤字)。輸出は37.1%減の4兆2267億円
と11カ月連続で減少したものの、輸入は08年8月に過去最高値をつけた原油価格が約半額まで
下落したため、42.8%減の3兆9230億円と輸出より落ち込み幅は大きかった。
旅行代金や特許使用料などのサービス収支の赤字は1228億円(前年同月は1159億円の赤字)で、
赤字幅が膨らんだ。自動車など特許を持つ製品の海外生産が減り、特許使用料の受取額が
減ったことが響いた。海外投資の収益を示す所得収支は24.5%減の1兆606億円の黒字だった。
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