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罪犯した障害者の支援を
罪を犯した障害者が社会に復帰する際、どのような支援が必要か考える研修会が千葉市で行われ、
障害者をとりまく厳しい現状が指摘されました。
この研修会は千葉市内の社会福祉法人が開いたもので、福祉施設の職員などおよそ50人が参加しました。
はじめに、障害者の弁護活動に積極的に取り組んでいる副島洋明弁護士が講演し、「罪を犯した障害者の
なかには家族やお金がなくホームレスになったり、刑務所に戻るために再び犯罪を犯す人もいます」と障害者を
とりまく厳しい現状を説明しました。
罪を犯した障害者に対しては、出所後に福祉サービスの紹介などを行う支援センターを設けるよう国が
都道府県に求めていますが、支援センターは現在、首都圏には1つもないということです。
研修会を主催した社会福祉法人の加藤裕二理事長は、「障害者のなかには人間関係を築けずに社会に
戻れない人が多い。こうした人を福祉の現場とつなげるためにも早急にセンターをつくりたい」と話していました。
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