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「脱・官僚依存」を掲げる鳩山内閣の中枢で、財務省の存在感が増している。
首相官邸ではこれまでも首相、官房長官、3人いる官房副長官のうち、衆院議員の事務担当秘書官
には財務官僚が名を連ねるのが通例で、鳩山内閣も踏襲した。
加えて、菅国家戦略相、菅氏と仙谷行政刷新相を補佐する古川元久内閣府副大臣、参院議員の
松井官房副長官がそれぞれ独自に財務省職員を事務秘書官にした。いずれも財務省主流と
言われる主計局経験者だ。
また、菅氏と仙谷氏は秘書官と別に財務省の若手・中堅を1人ずつスタッフに起用。行政刷新会議は
事務局次長も財務省の宮内豊氏が就き、事務局長で旧大蔵省OBの加藤秀樹氏、旧大蔵省出身の
古川副大臣と合わせ、「石を投げれば財務省に当たる」と揶揄(やゆ)する声もある。
当の財務省は人材の売り込みはしていないと強調、「短期間に2009年度補正予算見直しと
10年度予算を仕上げるには経験と知識のある人を使いたいと言うこと」(幹部)と政権側の
「財務省依存」を強調、「財務省支配」との見方に当惑を隠せずにいる。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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