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自民党は6日の役員会と総務会で、石原伸晃前幹事長代理を組織運動本部長に充てるなど
主要人事を決めた。一方で谷垣禎一総裁が意欲を示していた「影の内閣」は結局、
置かないことにした。与党追及の主戦場となる国会での衆参各委員会の筆頭理事にも
重鎮議員を多用する方針で、「老壮青」のバランスは崩れた格好に。党内からは「新鮮さに欠ける」
と不満が相次いでいる。
組織運動本部は、これまでの組織本部を格上げさせた新設機関。党本部と地方議員、
支持団体との連携を強め、来年夏の参院選に向け党の基盤を固める狙いがある。
谷垣氏が全国で対話集会を開くための環境整備も担う。幹事長、参院幹事長、選挙対策局長、
組織運動本部長による「支部長選任委員会」も設け、新人候補者の発掘を進める。
与党の疑惑を追及する情報調査局長の村田吉隆前国対筆頭副委員長は、麻生政権時代に
鳩山由紀夫首相の政治資金収支報告書の虚偽記載問題を検証する与党プロジェクトチームの座長。
臨時国会での追及を念頭に置いたものだ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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