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【東京新聞】「戦後世代も、父や祖父が苦しめた人の不幸を知ろうとしなかったので戦争責任ある」→報道する者として感謝したくなった - 暇つぶし2ch1:イカ即売会φ ★
09/10/03 18:58:39 0
ページをめくり、読み進むのが恐ろしい。
精神科医の野田正彰さん(65)の近著『虜囚の記憶』(みすず書房)は、
胸が苦しくなるほど重い。
第二次世界大戦中、日本がアジアの人びとを虐げた事実を告発し、
今なお被害に苦しむ人の叫びを二十一世紀の日本に伝える渾身(こんしん)の一冊だ。
それを世に問う思いを聞きに、京都市内の自宅を訪ねた。

「少しでも多くの人に読んでほしいけれど、読まれませんね。
日本は結局、過去をそのまま引きずっている社会なんですね。
《戦争で何をしたか、それをどう受け継いでいるか》を考えることは、
私たちの社会が変わっていくための重要な財産だと思いますが」

野田さんが語る。悲憤慷慨(こうがい)せず、淡々とした話し方に、
かえってこの著作に寄せる思いがにじむ。

二〇〇六年秋から二年をかけて、中国や台湾の各地を訪ねた。
かつて日本に拉致され労働を強いられた人や、日本軍から性的暴力を受けた人から、
その人生全体を聞き取るためだった。
老いた生存者が打ち明けたのは、暗澹(あんたん)とさせられる体験談である。

本書によれば、日本軍は中国の農民を奴隷のように狩り集めた。
また「従軍慰安婦」ではない女性を拉致し、性欲のはけ口にした。
日本に送られた農民は劣悪な環境で働かせられ、虐殺さえされた。
記者も日本の戦争犯罪について少しは学んできたつもりだったが、こうした証言には、
祖父や父の世代が本当にしたのか-と驚いた。
被害者たちが心と体に深い傷を負い、何の謝罪も補償も受けられないまま、
それでも生きてきた歩みには胸がうずく。(>>2以降に続くです)

URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)



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