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★空港部廃止条例案「造反」 自民２県議を役職停止
自民党県連は２日、１日の県議会総務委員会で、県空港部を廃止する改正条例案の
採決の際、「反対する」との党議拘束に反して賛成したとして、同党の須藤秀忠
（富士宮市・富士郡、３期）、豊岡武士（三島市、３期）両県議を県連幹事長に
よる役職停止処分とした。県連幹事長による処分としては最も重い。
一方、「（賛否が分かれる議案では）議長は採決に加わらないのが望ましい」
として棄権した浜井卓男議長（浜松市西区、６期）については、「議長としての
立場で棄権したため、処分対象ではない」（県連幹部）として、処分を見送った。
読売新聞の取材に対し、須藤氏は「委員会の審議が終わらないのに県連執行部が
党議拘束をかけたのは間違いだ。罪人扱いされるのはおかしい」、豊岡氏も「空港部
廃止はマイナスではない。どうして党議拘束をかけてまでやるのかわからない。
正しいと思ったことは罰を覚悟でやるのが政治家だ」とそれぞれ述べた。
（2009年10月3日 読売新聞）
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