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富士山静岡空港の開港に向けた周辺整備のため、牧之原市坂部で県が今年2月に実施した
県有地の立ち木の伐採作業で、隣接する私有地の立ち木90本余りを誤って伐採していたことが2日、
分かった。県空港部は同日午後、記者会見し、事実関係を公表する。
5月に同所の地権者からの連絡で発覚した。開港延期の原因となった立ち木問題で情報公開の
在り方が問われただけに、発覚から4カ月以上経ての公表は波紋を呼びそうだ。
伐採作業を行ったのは、同所の空港南側。県有地と私有地の入り組んだ場所という。全部で
約400本を伐採したが、このうち94本が私有地内に生えている立ち木だった。現場近くに住む
地権者が誤伐採に気付いて現地事務所に連絡した。
同事務所が6月23日に確認。事務所から県空港部への連絡は8月中旬だったという。県は現在、
地権者との間で補償などについて交渉している。
これまで公表しなかった理由について、県関係者は地権者との交渉の過程で、地権者側が公表を
望まなかったためとしている。
地権者は静岡新聞社の取材に対し、「5月下旬に気付いて県側に伝えたが、誠意のある対応が
なかったので公表することにした。高さ十数メートルの木もあり、県がミスに気付かなかった
はずはない」と話している。
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