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★CO2減へ 搭乗前にトイレを
旅客機に搭乗前の乗客にトイレに行ってもらい、運航便の重量を少しでも軽く
することで、二酸化炭素の排出削減などにつなげようという取り組みを、全日空が
1日から始めました。
これは、乗客の体重を搭乗前に少しでも軽くすることで、旅客機の燃料を節約して
二酸化炭素の削減につなげようというもので、国内の航空会社では初めての試みです。
全日空が、1日から1か月間、羽田と新千歳や那覇を結ぶ国内線と一部の国際線の、
1日あわせて42便で試験的に始めました。羽田空港の出発ゲートでは、係員が
マイクを使って、搭乗前の乗客に事前のトイレの利用を呼びかけたほか、モニターを
使って、協力を促していました。
全日空によりますと、対象便でこの1か月間に見込まれる乗客およそ40万人のうち、
20%に当たる8万人が搭乗前にトイレを利用した場合、杉の木330本の1年間の
吸収量に当たる4.7トンの二酸化炭素の削減につながるということです。夫婦で
旅行に行くという60歳の男性は「小さなことでも全員が協力すれば、大きな効果に
なるので、早速、トイレに行きます」と話していました。
全日空環境・社会貢献部の井口多恵子さんは「お客様のご協力を得て、二酸化炭素の
排出削減につなげていきたい」と話していました。全日空では、乗客の反応をみながら、
今後、すべての便に拡大するか検討することにしています。
NHKニュース
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