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公明党は、8月の衆院選後で初の国政選挙となる今月25日投開票の参院神奈川、静
岡両補選をめぐり、自民党候補に対する党本部推薦を見送る方向で最終調整に入った。
週明けにも正式決定する見通し。公明党幹部が1日、明らかにした。来夏の参院選への
対応は未定だが、今後の選挙協力にも影響しかねない。公明党との協力で参院での与党
過半数割れを目指す自民党にとって、大きな痛手となりそうだ。
両補選への公明党の対応は、野党の立場になった自民、公明両党による今後の選挙協
力の行方を占う試金石として、注目されていた。公明党の「自民離れ」が早くも表面化
した形だ。
公明党は8月の衆院選で、太田昭宏前代表ら小選挙区候補8人全員が落選。選対幹部
は推薦見送りの方向に関し「歴史的敗北による現場の厭戦ムード」を理由に挙げてい
る。ただ党内には「推薦しなければ『民主党に擦り寄った』と受け取られる」との異論
もあり「県本部推薦」などに落ち着く可能性も含めて流動的な要素も残っている。
公明党が1日開いた中央幹事会では、補選対応について執行部に一任する方針を確
認。山口那津男代表は記者会見で、今後の自民党との選挙協力に関し「現場の声を分析
してから党としての対応を決める。党本部が頭越しに決定することはない」と述べ、地
域事情に配慮する姿勢を示した。
自民党は神奈川補選に、新人で元横浜市議の角田宏子氏(42)、静岡補選に新人で
富士常葉大非常勤講師の岩井茂樹氏(41)の擁立を決定。いずれも民主党公認候補と
事実上の一騎打ちの構図になっている。
■ソース(共同通信)
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