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大手電機メーカー「シャープ」が、大阪・堺市に建設した世界最大規模の液晶パネル工場が、
1日から生産を始めました。シャープでは、最新技術によるコスト競争力の高さを生かして、
50型以上の大型の液晶テレビなどを量産することにしています。
シャープの堺工場は、大阪・堺市の臨海部に、おととし11月から建設が進められていた
もので、1日から生産を始めました。最新技術を用いた「第10世代」と呼ばれる大型のガラス
基板を使って、50型以上の大型の液晶パネルなどを、これまでより安いコストで量産できる
のが特徴で、液晶パネル工場としては世界最大規模となります。この工場にはソニーも出資
することにしていて、隣接して建設されている太陽電池の工場や、周辺に設けられた部品
メーカーの工場などをあわせた投資総額は1兆円に上る見込みです。
景気が低迷するなか、地元への経済波及効果も大きいと期待されています。液晶テレビの
販売は、去年秋以降の急激な景気悪化に伴って大きく落ち込んだあと、政府のエコポイント
制度の導入などによって持ち直しましたが、価格の下落が続き、各メーカーとも十分な収益は
確保できていません。シャープとしては、最新技術によって実現した堺工場のコスト競争力の
高さを生かして、海外メーカーなどに対抗していくことにしています。
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