09/09/30 09:19:18 T2LuUtDc0
>>423
社会人じゃない俺がレスするのもなんだけど、投入エネルギー量の問題だと思う。
人間は、一日でいくつものことをフルスイングできるわけではないってことだろう。
たとえば、君に、今から俺と一緒にみっちり3時間、昼飯までキツく
筋肉がきっちりワークアウトするまで砲丸投げの訓練をしてもらうとするじゃん。
俺もヘトヘト、おそらく君もヘトヘトになる。胸と腕の筋肉が痛いわ心臓は
バクバク言うわ、とにかく体全体がだるいわで、その後、今日一日、他の作業に
身を入れるなんてできなくなる。
受験勉強も同じで、4時間ぐらいぶっ続けで英単語の暗記や英文法の練習をやったら、
もうその後は、だいたい、何もできないね。
やろうとがんばるフリはできるんだけど、明らかに能率が下がっちゃう。
「一つのこと」に集中的に力を配分した時点で、だいたいその日の余力ってのは使い果たし
ちゃうもんなんだよ、人間って。
だから、一日、陸上競技の訓練に身を入れて、受験勉強にも身を入れて、さらには家に帰って
トラキア776(詰め将棋に等しい)を自力で解く、なんて複数候補を全力でこなすってのはできないわけ。
一つの「疲れる」作業にパワーを投入したら、だいたい、その一日はほかの事の効率はかなり落ちる。
睡眠を十分とって、回復を待たなきゃいけない。
エネルギーを注ぐ作業は「コレ」と決めておかないと、資源の体力や集中力といった「メンタル資源」
をいたずらに分散配分して、結局は学習向上の能率が落ちるってことなんだと思う。
(5)が言いたいのは、ようするに「すべてのプロジェクトに十分にエネルギーを投入するのはムリ、もっとも
エネルギーを投入しなきゃいけない作業のどれかに絞らざるを得ない」ってことなんじゃないか?