09/10/01 17:19:39 Hha6M4rO0
>>441
量産効果ってのは、コスト予想が可能な範疇で、削減効果が高確率で
見込めるものの一つに上げたにすぎない。
技術革新でコスト削減するっていうのは、「たぶん下がるはず」って事までしか
言えない。
量産による価格低下は、「今すでにある技術で」どこまで下がるかって問題。
立ち位置が違うので、分けて考える必要があるし、どちらも必要。
技術的な例で言えば、プラスティックフィルム上に電池形成して超軽量化
ってレベル(すでに市販品があるけど)から、それこそ超格子構造による
フォトニック太陽電池で超高効率みたいなものまで、いくらでもあげられる。
ただ、それを単にコストで評価しようとしたって、コストが算出できないんだから
単純にはいかないでしょうということ。
量産化は、「確実に」低コスト化できる「具体例」。
技術革新は、「おそらく」ここまで下がるっていう「期待値」。
ただ、太陽光の場合、どちらの点でもまだ下げる余地がある以上、
今現在のコスト比較で「安いのは風力+原子力」だから、
高い太陽電池は不要だっていうのは早計。