09/10/01 14:57:10 DnOmLiqa0
太陽電池は
今のところ、「面積効率を上げる」しか具体策がでてこないが
効率が高くなっても集光装置にカネがかかったり、セル価格が上がっては
意味がないので、多分薄膜での効率向上になろうが、施工費等を10円/kwh
を3円/kwhまで1/3にカットせねばならないのに効率向上は2020年1.2倍とか
1.5倍とかの話しで、2020年までに3.3倍-4倍の達成は到底ムリそうに見える
太陽電池企業経営者としては家庭用と太陽光発電用を同じ生産設備で生産できれば
都合がいいが、量産効果だけで特許なくして中国メーカーと価格競争するなんて
経営判断の誤りである。家庭用と発電所用を同じ生産設備で生産することは諦めて
太陽光発電所用は、軽量大面積とかまったく別の発想で施工性を高める工夫をして
特許をとって、最初の大規模発電所だけ、インド/豪州への設置でODAを申請するべきである
(インドは赤道に近く・施工人件費が安く・日本より乾燥していて日本より条件がいい)
技術的なコストダウンシーズ・具体策・作戦もないのに、乃木将軍や人力発電機量産のように
量産効果だけをアテにして無茶な設備投資をやって、政治家に献金を渡して高額FITで
電気料金を引き上げて他人に迷惑をかけるべきではない
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太陽光のせいで電気料金が上がれば
1)産業電力料金を下げられず、中小工場火力自家発電設置が増えCO2が出まくる
2)電気自動車・PIHV普及にブレーキが掛かる
3)藻類を、水ごと収穫、洗浄、脱水、搾油する電力コストが上がり採算悪化
4)搾油/発酵粕セルロースエタノールの粉砕電力コストが上がり採算悪化
5)セルロースエタノール発酵粕や黒液沈殿物の脱水電力コストが上がり採算悪化
バイオ粕燃料/エタノールが輸入石炭・石炭液化油・石油と競争できなくなり
雇用が失われ、炭酸ガスが出まくる
要するに他の有望新産業は「夜間でもいいから安い電力」を必要とするから
太陽をコストダウン不十分のまま家電産業の利権追求でゴリ押しFITして
電気料金が上がると、他の新産業の卵が潰されて皆が迷惑する