09/09/29 18:56:56 0 BE:480089472-PLT(12556)
キノコ採りが最盛期の県内で、入山者の遭難が多発している。遭難は高齢者が多く、
28日までに4人が亡くなった。冬ごもりを控えたクマに襲われるケースも相次いでいる。
県警は、キノコ採りに夢中になりクマの生息域に入っていくことも多いため、鈴や
ラジオを携帯すること、またこの時期は日没が早く寒暖の差が大きくなることから
準備をしっかりして入山するよう注意を呼び掛けている。
県警地域課によると、今年のキノコ採りでの遭難は28日現在13件13人。
前年同期を10件10人上回り、60代後半から80代の4人が亡くなっている。
関係者が背景の一つに挙げるのが入山者の増加だ。
日本特用林産振興会認定のきのこアドバイザー大森久夫さん(71)=盛岡市南仙北2丁目=
によると、手軽に楽しめるキノコ採りはここ数年人気が上昇。里山のキノコが減り
山奥に入る人が増えている。
高速道の自動料金収受システム(ETC)の休日特別割引もあって県外から来る人も多く、
道に迷ってしまうことも目立つという。
大森さんは「山奥に入らなくても、林道沿いに多く採れる場所もある」とアドバイス。
入山時の注意点として▽家族らに目的地の詳しい地名、帰宅時間を知らせる▽午前中に
入山し、午後3時前には下山する▽朝夕の寒暖の差が大きいので、十分な装備で臨む
―などを挙げる。
(後略)
*+*+ 岩手日報 2009/09/29[18:55] +*+*
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