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《『フライデー』2007年12月7日号》より
〔告発ルポ〕 総事業費8800億円! 52人の天下りのムダ
福田首相「地元八ッ場ダムでの国交省天下りシステム」に怒!
取材・文 横田一(ジャーナリスト)
福田康夫首相(71)のお膝元・ 群馬県長野原町で、55年前に計画された「八ッ場ダム」
の建設が進んでいる。総事業費は4600億円で、下流域の関連事業や起債の利息を含めた国民
の総負担額は8800億円とダム事業としては全国トップ。
利水と治水が目的だが、供給予定の首都圏(東京・埼玉・千葉・ 茨城・群馬・ 栃木)で
は水需要が低迷し、人口減少時代となって水余りに拍車がかかる。
一方の治水も非現実的な洪水を前提にしているため、効果が乏しい。「日本一無駄なダム」
と批判されているのはこのためだ。しかも福田首相の父・赳夫元首相が強力な推進派だった
ことから、「地元では“福田ダム”と呼ばれています」(住民)。
(中略)
長妻議員はこう振り返る。
「国交省に資料提出を求めた時、最初はごく一部しか出してきませんでした。
それで何回も執拗に要求して、やっと詳しい資料を出してきた。それを見ると
、出し渋る理由が何か、想像がつきました。ダム工事を落札している37社の企業
に国土交通省職員が52人、7つの公益法人を含めると77人が天下っていたのです」