09/09/29 19:57:37 SxelisP00
八ツ場ダムの七不思議
1.半世紀が過ぎてもまだできない
反対運動の旗を住民が降ろしたのは1992年。それから17年が経ち、総事業予算の7割が消化されたが、
事業完成度は2008年度末で付替国道6%、付替県道2%、付替鉄道75%、代替地造成10%など、完成までの道のりは遠い。
3000億円強はどこへ消えたのか?
2.東京五輪の渇水に備える事業?!
東京都の水需要は1975年から減少を始め、日量最大690万トンの供給力に対し、170万トンが余っている。
3.1日53トンの石灰が必要
草津温泉から流れ出る湯は、ダムを作ってもコンクリートが溶けるほどの強酸性。
1日約53トンの石灰が投入され、ダムを作る限りは未来永劫にそれを続ける必要がある。
4.石灰の沈殿物を貯めるダムと土捨て場が必要
石灰の投入でできる中和生成物を沈殿させるために1965年に品木ダムを建設。その沈殿物を浚渫し、捨てにいく新しい土捨て場も未来永劫に必要になる。
5.3人の首相と3人の世襲がガード
世襲した福田康夫、中曽根弘文は隣の小選挙区・参議院と群馬県に陣取り、ご当地は小渕優子が後継(敬称略)。
6.ダム湖周辺は浅間山噴火で崩れた山の残骸
泥流が積もったグサグサの地質に地すべりの大敵である水を貯めることになるのが八ツ場ダム。
22箇所の地すべり地が判明しているがコスト縮減のため、2箇所しか対策をしない。さらなる追加対策予算が必要になると反対団体は指摘する。
7.カスリーン台風への効果はゼロ
1947年のカスリーン台風被害が発端の計画だが、同台風が再来しても効果はゼロであることが国会で暴露された。