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・日本の華字紙・日本新華僑報(電子版)によると、日本人男性に嫁ぐ中国人女性はこれまで、
中国の姓を捨て日本の姓に変更しなければならなかったが、民主党政権が夫婦別姓を含む
民法の改正案を来年にも国会に提出することになり、この状況にも変化が生じることになる
可能性が高い。
同記事によると、日本人に嫁いだ中国人の新婦たちの多くが、1947年制定の民法が明確に
夫婦の同姓を謳っていることから、新婦個人はやりきれなさ、新婦の家族は日本姓となることへの
拒絶感という葛藤をかかえてきたという。
日本人と結婚したある中国人女性は、一時帰国のたびに表現できない複雑な感覚になるという。
彼女が実家に帰ると、なくすといけないからと言って、母親が彼女のパスポートを保管するのだが、
その日本姓を見るたびに、母親は彼女を罵るのだという。
「実家に置いてあった名詞もすべて破かれ捨てられた」と同女性。
1988年、当時の野党・日本民主党、日本共産党、日本社会党が夫婦別姓法案を共同で国会に
提出したが、自民党が「家族の一体感を損ない、家庭の崩壊につながる危険がある」などとして
審議を拒み、廃案になった。その後、民主党などが毎年同法案を提出しているが、
すべて廃案になっている。
民主党政権が掲げるマニフェストの中に、夫婦別姓の実現がある。民主党が来年にも提出する
改正案は、婚姻届の際夫婦に同姓か別姓かの選択の権利を認めること、結婚できる年齢を
男女とも18歳にそろえることが柱となっているという。
同記事は、民主党の夫婦別姓政策について、日本の伝統的な家族制度に打撃を与えることになるが、
日本人に嫁ぐ中国人女性には福音だと評した。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
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