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★生活保護費417万円不正受給 詐欺容疑で元県職員を再逮捕
・収入がない障害者を装って生活保護費を不正受給したとして、県警生活環境課と岐阜羽島署は
28日、詐欺の疑いで岐阜市加野、自称弁護士の元県職員森博仙容疑者(61)=詐欺罪で起訴=を
再逮捕した。
逮捕容疑では2006年12月から今年6月まで、多額の所得があるにもかかわらず収入がないと
偽り、岐阜市から生活保護費417万円をだまし取ったとされる。容疑を否認している。
同課によると、森容疑者は歩けないなどと偽って医師から「身体障害者3級相当」との診断を受け、
06年7月から生活保護を受給するようになった。
しかし、実際には少なくともこの間に1000万円以上の収入があったという。詐欺容疑で立件された
無資格の弁護士活動などで年間200万~440万円ほどを得ていたほか、歩けないとして地方公務員
共済組合からも障害者1級の認定を受け、07年6月から計380万円の年金を受け取っていた。
パチンコ店などで歩いている姿が目撃されていたといい、同課は障害者年金の詐欺容疑での
立件も視野に捜査している。
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