09/09/29 11:47:25 pWvg4bpu0
いいかげんマスコミがすり込む大規模公共工事=土建屋だけ儲かる、という稚拙な
図式は捨てようよ。
経済学の基礎、乗数効果のことも多少は知っといた方がいいよ。
大規模土建事業は、
1)雇用面として高度な技能をもつ技術者から単純労働者まで幅広い雇用を創出する。
2)多数の労働者が集まることにより生活物資や娯楽産業などの大きな物、カネの流れ
が発生して周辺産業にカネが落ちる (被雇用者の給与が原資)
3)多数の労働者を支える生活インフラの整備(もちろんインフラ関係業種にカネが落ちる)
4)建築用資材、大型機械を各業種に発注することにより、関連業種にカネが落ちる。
つまり土建業者に事業費として落としたカネが最終的には幅広い業種に拡散、再循環していく
ことで、投資額以上の経済効果を生む、と言う側面もあるんだよ(効果は日本全国に及ぶ)。
そして、現在もなおこれを上回る公共投資による経済対策はない。
馬鹿の一つ覚え見たく、土建国家、ゼネコンだけが儲ける公共事業なんてアホな図式を盲信
するより、公共工事を超える経済対策を考えてみたらどうかなぁ。