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群馬県館林市で今月８日早朝、無職の女性（７３）がトラックにひき逃げされ
死亡する事故があり、群馬県警交通指導課などは２８日、栃木県佐野市山形町、
無職、橋本憲一容疑者（６２）を自動車運転過失致死と道路交通法違反（ひき逃げ）の
疑いで逮捕した。
同課によると、トラックは事故直後に廃車・分解されたが、
県警は台湾に輸出される直前に車体を押収。橋本容疑者に事情を聴いたところ
容疑を認めたという。証拠隠滅の疑いもあるとみて追及する。
逮捕容疑は８日午前４時４５分ごろ、１０トントラックを運転し、館林市広内町の
市道交差点を右折した際、横断歩道を渡っていた同市代官町の青木隆子さんを
はねて逃走したとしている。青木さんは１０日夜に死亡した。
同課によると、事故現場から数百メートル離れたコンビニエンスストアの防犯カメラに、
駐車場でＵターンして現場の方に戻る不審な大型トラックが映っていた。
事故直後に廃車された大型トラックを調べたところ、橋本容疑者が浮上したという。
橋本容疑者は個人で運送業を営んでおり、事故数日後に千葉県の業者にトラックを売却。
分解された車体が台湾に輸出される前日の２７日、同課が押収した。
橋本容疑者は「ばれると免許が取り消しになり、仕事を失うと思った。大きいケガを
させたことは分かっていた」と供述しているという。
ソース：毎日新聞
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