09/09/30 16:22:02 VCcYQC5b0
JR四国に電化をした時期は比較的いい時期だった。
瀬戸大橋も出来たけど料金が高くて敷居の高い時期だった。
高速もほとんどないため、敵は遅く線形の悪い国道とフェリーのみ。
いわゆる一人勝ち状態だった。
しかし高速が開通間近に控えていたから、電化や車両新造など投資をした。
高知も世界初の振り子気動車などかなり投資をした時期でもあった。
しかし高速がどんどん延長され、とうとう松山高知の市街地まで到達した。
強いては松山-高知なども国道で単に北へ行くより、
高速オンリーで香川に戻った方が速くなるなど理不尽なほど
線形がいい高速が出来てしまったため想像以上にダメージが大きくなってしまった。
首都圏でたとえれば熊谷から伊勢崎へ行くのに通勤電車で行くか上武道路を使うか
みたいな状態と言えばいいのかな?ただ途中に発展している町はない。
完全に山をトンネルでショートカットしている。
JR四国に未来があるなんて誰もが思わなかった。
それにJR四国県庁4駅はいずれも駅前が中心地ではなく、
わずかに外れている。松山がいい例。
それに松山は全国的にも市街地から空港が近いことでも有名で(通常10分でいける。)
大阪へ行く人ですら航空に大きく流れて高松まですらJRを使ってくれなくなった。
しかし市街地が廃れてきているとはいえ、松山高知は路面電車の業績はよく、
市街地だけならやっていけるという典型だ。
山を貫く区間はどうしようもない。しかし廃止なんてしにくいだろう。
フェリーがやっていけないと鉄道がやっていけないは意味が違う。
都市があるからな。最終的に国が面倒見ることになるはずだ。