09/09/27 13:17:19 0
「娘が誕生日プレゼントに携帯電話『ブラックベリー』が欲しいというのでNTTドコモの販売店に家族で出かけましたが、
この機種はフィルタリングが利用できないというのです」=埼玉県新座市、主婦(匿名)
インターネットが利用しやすく、複数のメールアドレスを管理できるなどの機能を備える携帯電話はスマートフォンと呼ばれ、
ビジネスマンらに人気だ。高解像度のスクリーンとキーボードが特徴のブラックベリーはドコモが販売するスマートフォンの
1機種で、オバマ米大統領が愛用していることでも知られる。
質問を寄せた女性は、中3の娘がオバマ米大統領のファンでもあることからブラックベリーの購入を希望していたが、
アダルトサイトや違法行為を誘発するサイトに接続できないようにするフィルタリング機能がないことから、購入を
断念したという。
携帯電話各社には18歳以下の利用者に対し、アダルトサイトや違法行為を誘発するようなサイトに接続できない
「フィルタリングサービス」を提供する義務が法律で定められているのに、こうした事態はなぜ起きるのだろうか?
ドコモスマートフォン事業推進室の松野亘さんによると、携帯電話でインターネットサイトを見る場合、必ずインターネット・
サービス・プロバイダ(ISP)を通って接続される仕組みになっている。フィルタリング利用が申し込まれた携帯電話は
接続先のISPで識別され、見られるサイトに制限がかけられる。
松野さんは「パソコンにはそれぞれにフィルタリングソフトを入れることでアクセス制限がかけられますが、携帯電話の
小さな端末にはソフトを入れられないため、ISPでフィルタリングをかけます」と話す。
ドコモでは、「i-mode」「moperaU」という2つのISPで携帯電話のフィルタリングを管理。しかし、ブラックベリーは
機能の特殊性から製造元であるカナダのリサーチ・イン・モーション社(RIM社)のISPに接続するため、ドコモで
フィルタリングをかけることができない。また、世界各国の携帯電話がアクセスするRIM社のISPで、日本の携帯電話の
一部だけにフィルタリングをかけるには技術的ハードルも高いという。(後略)
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)