09/09/26 00:57:27 0
鳩山政権がスタートして26日で丸10日。各府省とも新閣僚は前閣僚からの引き継ぎを終え、
副大臣、政務官による「政務三役会議」を開催した。民主党政権で始まった閣僚が自ら副大臣ら
部下を指名して「チームを組んで課題にあたる」(民主党幹部)試みは、まだ端緒についた
ばかりだ。政権交代と組閣に伴うエピソードを拾った。
■「意外にいいひとだった」
「私は年金しか分からないんです。いろいろ教えていただけませんか」
17日午前に行われた新旧閣僚の事務引き継ぎの前、長妻昭厚生労働相は前任の舛添要一前厚労相に
こう打ち明け、頭を下げた。
さらに長妻氏は念を押したという。「できれば2人きりで。最低でも、40分以上は時間をとって
いただけないですか」
厚労省は、新型インフルエンザ対策をはじめとする医療や社会保障問題、雇用など労働行政など
多岐にわたる問題を管轄する巨大官庁だ。「ミスター年金」といわれ、年金問題では厳しく舛添氏を
追及してきた長妻氏だが、これからは未知の分野、苦手分野にも取り組まなければならない。
これに先立つ長妻氏の初登庁時には、出迎えの職員らからは恒例の歓迎の拍手も起きなかった。
これを耳にした舛添氏は引き継ぎでじっくり課題ごとにポイントの説明した上で、大臣室に局長らを
集め「長妻氏をいじめるな。国民のために支えてあげてほしい」と訓示、独自の人脈でつくっていた
「ブレーン役の官僚特命チームもそっくり引き継いだ」(厚労省幹部)という。民主党内からは
「舛添氏は意外に『いいひと』だった」(政調関係者)と再評価する声も。(>>2以降に続く)
▽産経ニュース
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