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連合と連合総研が年収３００万円未満の貧困層を対象に行ったアンケートで、
過去１年間に「食事を我慢した」との回答が就労者で３１・３％、最近失業した
人で７４・２％に上ったことが２５日、分かった。
それによると、過去１年間に「お金がなくて医者にかかれなかった」との回答は
就労者で１３・９％、失業者は２７・４％。「気分が沈む・憂うつな気持ちになった」
としたのは就労者で５３・０％、失業者では７７・４％。世帯の暮らし向きでは全体の
３６・７％が「大変苦しい」、４３・５％が「やや苦しい」と答えた。
調査は７～９月に実施。正規・非正規労働者やこの１年間に職を失った人、２人
以上世帯では年収４００万円未満の人を対象にした。計１７７人が回答。平均年収は
１６６万円だった。
同日都内で行われた連合主催のシンポジウムでは、東京・日比谷の年越し
派遣村を企画した「反貧困ネットワーク」の湯浅誠事務局長が悪化する雇用情勢に
ついて触れながら「このまま年末を迎えるとしたら何のために政権を交代させたのか」
と述べ、新政権に具体的な雇用対策を早急に打ち出すよう求めた。
共同通信 2009/09/25 21:00
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