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財政破綻(はたん)した夕張市は、財政再建計画で大幅に給与カットされた市職員の待遇を少しでも
改善するため、民間企業のボーナスに当たる期末勤勉手当の年間支給月数について、2カ月カットの
現行の2・5カ月から、1カ月カットの同3・5カ月に引き上げる方針を固め、24日の市議会行政常任委員会で
報告した。9月の定例市議会に提案する。
同市は財政破綻に伴い職員数がほぼ半減、給与も年収で約4割カットされている。市職員の中には
人手不足で仕事が煩雑になった上、待遇に不満を持つ、退職希望者もいるとされ、市は「さらに退職者が
出れば行政サービスの維持が難しくなる」(藤倉肇市長)として緊急の改善策を決めた。
対象は一般職員と消防職員を合わせた計128人で、12月支給の年末手当に1カ月分を上乗せする。
同市の平均年収(43・5歳)は389万円で、改善後は413万円となるが、「全国最低の水準」にとどまると
している。実施した場合、3627万円の財源が新たに必要になるが、予算の執行残などから捻出する。
▽ソース:北海道新聞 (2009/07/24 15:55)
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